メキシコのお祭り、"Day of the Dead"
先日、アイオワの美術館で行われた展示、"Day of the Dead"に行ってきました!
Day of the Deadって?
"Day of the Dead(死者の日)"は、主にラテンアメリカで11月はじめに行われる、家族や友人が集って、個人への思いを語らい合うためのお祭りです。
歌ったり踊ったり、陽気に食べたり飲んだりと、日本のお盆のしっとりとした感じとはまた違った雰囲気です。
今回のイベントでも、メキシコ人の演奏家による音楽を楽しむことができました。
伝統衣装も華やかで素敵でした!
また、"Tamal"という、トウモロコシをすり潰した生地でお肉を包んで蒸した料理が提供されていました。
生地の甘さと柔らかい食感、すごく美味しかったです♩
キュートなガイコツが印象的な”Ofrenda”
"Ofrenda(オフレンダ)"とは、死者の日に飾られる祭壇のこと。
マリーゴールドのお花やパン・サトウキビなどの食べ物、砂糖で作られたガイコツ、故人の遺影、十字架、キャンドルや、故人の好んだものが飾られます。
今回は音楽家の方たちの祭壇だったので、楽器も飾られていました。
お花やカラフルな衣装を纏ったガイコツは、これまでガイコツに抱いていたイメージをガラッと変えてくれました。
メキシコの街では、各家庭の玄関先やお店の入り口などに飾られているようです。
今回の展示を見て、メキシコの街に行ってみたくなりました!
死者の日の世界観を味わえる映画、”ブック・オブ・ライフ”
死者の日についてもっと知りたいなと思ったので、ラテンアメリカ出身の友人に勧められた映画”ブック・オブ・ライフ〜マノロの数奇な冒険〜”を見てみました。
博物館を訪ねた子ども達に、学芸員の女性が”ブック・オブ・ライフ”という絵本を読みながら、死者の日を舞台にしたストーリーを伝えるという設定です。
死者の日に関する価値観も知ることができるし、映像の美しさやミュージカル部分の音楽も楽しむことができます。
絵本の中のお話では、ひょんなことから主人公が”記憶された死者たちの国”へ迷いこむのですが、その国が色鮮やかで、死者たちがすごく活き活きとしていて。
映画のセリフの中で、”生きている人が思い出す限り、亡くなった人はずっと活き活きと存在し続けるんだよ”という趣旨の言葉があったのですが、その言葉を体現したような世界でした。
子ども向けの映画ではありますが、大人が見ても、新しい価値観を感じられるいい映画だと思います。
よかったら見てみてくださいね!
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日本にいた頃を振り返ると、南米やアフリカ、中東の文化ってなかなか知る機会がありませんでした。
アメリカやヨーロッパだけではなく、様々な国の文化に気軽に触れられる機会があったらいいのに・・・と思います。
帰国したらそのような活動に携われたらいいな、と感じています。
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