アメリカのビーガンフード 『Iowa Vegfest』を堪能!
先日、アイオワ州のベジフェスト(ベジタリアン・ビーガンフードをテーマにしたお祭り)に参加してきました!
こちらのベジフェストの開催は、今年が初めて。
ポークが有名なアイオワ州ですが、このお祭りではベジタリアン・ビーガン以外の人も歓迎ということで、当日はたくさんの人が集まっていました。
ベジタリアン・ビーガンって?
今までベジタリアン=ビーガンだと思っていたのですが、ベジタリアンは植物性食品だけでなく乳製品・卵も食べる人、ビーガンは植物性食品のみを食べる人、という違いがあります。
私の周りにもベジタリアンの友人がいます。
彼女いわく、健康のためというよりは、環境や動物の飼育環境への疑問からお肉を食べないようにしているとのことでした。
別の友人は、豚が可愛いからポークは食べず、チキンとビーフだけにしていると話していました。
バスに動物愛護の広告が載っているのもよく見かけるので、健康のためというよりは、動物愛護の観点からベジタリアンになる人が多いのかな、と思います。
様々なビーガンフード
イベント会場では、様々なビーガンフードを楽しむことができました。
例えば、こちらのカフェで提供されていたのは、テンペ(大豆をテンペ菌で発酵させたもの。納豆よりさっぱりしています)を使ったサンドイッチ、ファラフェル(ひよこ豆やそら豆を使ったスパイシーなコロッケ)がのったワッフルなど。
テンペはインドネシア発祥・ファラフェルは中東発祥の食べ物ですが、アイオワ州のカフェやレストランでも時々見かけます。
どちらもとても美味しいので、エスニック料理好きな方は見かけたら是非食べてみてください!
関西だと、兵庫・甲東園のCAFE NADIでテンペを、京都・出町柳のファラフェルガーデンでファラフェルを食べることができます。
こちらでは、キムチ・ピクルスなどをテイスティングすることができました。
日本で売られているキムチよりはあっさりした印象です。
また、KOMBUCHAのテイスティングもありました。
この「KOMBUCHA」、一般的なスーパーでもよく見かけるのですが、実は名前に反して昆布は含まれていません。笑
お茶に菌を加えて発酵させたもので、ジンジャーやベリー類の味が付けられて売られています。
最初に飲んだ時は、昆布の味を期待して飲んだのでびっくりしましたが、慣れると、ピリッとしていてなかなか美味しいです。
デトックス、消化促進、免疫力を高める等の効果があるんだとか。
ちなみに、こちらの看板では、発酵食品としてヨーグルト・キムチ・ザワークラフトなどは紹介されていたものの、味噌はありませんでした。
アメリカの日本食レストランに行くと、ほぼお味噌汁がメニューとしてあるんですが、友人に聞いてもお味噌汁の作り方を知っている人はゼロ。
個人的には、お味噌汁は簡単に野菜がたっぷり取れて最高の健康食品だと思っているので、帰国する前に作り方を伝えたいなと思っています。
こちらは、乳製品を一切使わず、アボカドをベースに作られたアイスクリーム「Cado」。
普通のアイスクリームと区別がつかないほど、しっとりとした味わいでした!
野菜のイラストで彩られた、可愛らしいフードトラックもありました。
パークヨガや、ビーガンに関するスピーチも
公園スペースでは、ヨガのセッションもありました。
この日は少し暑かったのですが、木漏れ日を感じながらのヨガ、すごく気持ちよかったです。
ギター・ボーカルの生演奏もあり、優しい歌声にも癒されました。
その他にも、ビーガンであることのメリット、動物の権利や環境保護に関するスピーチもありました。
講演者の一人、Cadry Nelsonさんのウェブサイト、「Cadry's Kitchen」には、ビーガンレシピや彼女の価値観が丁寧に綴られています。
英語の勉強も兼ねて、彼女のサイトのレシピを読んで試してみようと思っています!
私自身はベジタリアンではないのですが、もともと野菜が好きなので、お肉の分量を減らしながら料理を作ることにはとても興味があります。
以前、長野・安曇野の「穂高養生園」という施設に泊まった時には、野菜だけでこんなに美味しいものが作れるなんて!と感動しました。
あくまで楽しみながら、環境や動物に優しいことができたら一番いいですよね。
何気なく立ち寄ったベジフェストでしたが、新しい発見がたくさんありました。
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