Happy Easter①ファスティング

昨日はイースター(復活祭)。

イースターといえば、カラフルな卵?くらいのイメージしかなかったのですが、友人からイエスキリストの復活を祝う大切な日だということを教えてもらいました。

遡ること、3月中旬。
スペイン人・セルビア人の友人とランチをしていて、こんな会話になりました。

セルビア人の友人「今、イースターの前だからお肉食べられないんだ〜」
スペイン人の友人「私ももう少ししたらファスティング始めなきゃ」
私「?」

私はキリスト教にファスティングがあることを知らなかったので、詳しく教えてもらうことに。
(聞き取れない部分もあったので、インターネットでも調べてみました)

聖書によると、イエスキリストは40日間、断食して荒野をさまようという修行をしていたので、それにならって、イースター前には肉・卵・乳製品等を控えるという習慣があるんだとか。

その期間は、東方正教会(ロシア・ギリシャ・セルビア等で信仰されている宗派)では8週間、西方教会(カトリック・プロテスタント等の宗派)では6週間。
東方正教会では魚肉も食べられないなど、宗派によって取り組み方も異なるとのこと。

アメリカ人の知り合いに聞いてみたところ、「私はファスティングしてない。でも、食べ物に限らず、好きなことを一つだけ我慢するっていう方法で、キリストに敬意を示している人もいるよ。それぞれのやり方があっていいと思う!」と教えてくれました。

バックグラウンドを少し知って、今年のイースターは特別な気分で過ごすことができました。
みんな、各宗派や個人の取り組み方を尊重していて、その空気感が心地よかったです。

colorfulnote

アメリカ生活 本 旅 アート 英語 アメリカ中西部 駐在生活2年目(2016.9〜) 英語学習・ボランティアしながら 自分の道を模索中。 日々感じたことを丸ごと綴っています。

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