世界No.1の美術館、シカゴ美術館って?②

トリップアドバイザーの美術館ランキングで2014年に1位を獲得したシカゴ美術館。

前回の記事に引き続き、その魅力について書いていきます。


パロディ多数!アメリカ人に人気の「アメリカン・ゴシック」

こちらは、グラント・ウッドの「アメリカン・ゴシック」。

アメリカ人の友人に、「シカゴに行くならこの絵は必ず見て!アメリカ人ならみんな知っている絵だよ」と勧められた1枚です。


ウッドがこの絵によって示したかったのは、「アメリカ中西部の気品ある人々の倫理的価値観と美徳」。


それにもかかわらず、いつしか「地方に住む人たちの頑固で偏狭な性格の象徴」というイメージが独り歩きしてしまい、アメリカではこの絵のパロディが人気とのこと。


ちなみに、この絵の背景となっている家はアイオワ州のEldonという街に実在するそう。


今度その場所へ行って、同じ構図で写真を撮ってみたいです!


シカゴのビル群を見渡せるレストラン


ランチは、美術館内のレストラン「Terzo Piano」でいただきました。


このレストランのテラス、かわいらしい雪だるまのオブジェと、シカゴのビル群を眺められてとても気持ちがよかったです。

価格帯も、$15~30前後と、観光地のランチとしては良心的です。
私は、アボカドとチキンの玄米プレートをいただきました!


このレストランだけでも、訪れる価値はあると思います。


遊び心のある建築デザイン


美術館といえば、建築デザインにも注目です。
1階ロビーは、天井の隙間から入ってきた光が通路を照らしていて、遊び心のあるデザインでした!


これぞアメリカンアート!アンディ・ウォーホル


20世紀を代表するポップアーティスト、アンディ・ウォーホル。


もちろん、彼の作品も充実していました。


こちらは、かの有名なモナリザをモチーフにした「Four Mona Lisas」。

こちらは、ハリウッド女優リズ・テイラーを描いた「Liz#3」。

ちなみに、アンディーウォーホルはいくつもの名言を残しています。

私のお気に入りのフレーズはこちら。
They always say time changes things, but you actually have to change them yourself.

人は時間がすべてを変えるというけれど、実際は自分自身で変えなければいけないんだ。


イスラムアートも充実


普段なかなか見ることのできない、イスラムアートも展示されていました。

こちらは、16世紀のカリグラフィー。
こちらは、右側がイランの天体観測儀、左側がイタリアのお皿。

どこかデザインが似ています。
イランの光沢塗装は、南スペインを経由し、16世紀にイタリアに伝わったとされています。

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上記のように、見どころがたくさんのシカゴ美術館。


開館時間に入館して、ペース早めに回っていたつもりだったのに、あっという間に閉館時間になってしまいました…。


写真撮影もOKなので、気になる絵があれば、後から見れるようにどんどん写真とその解説を撮っていきましょう!


そして、とっておきの一枚を見つけたらじっくり見る、といった形でメリハリをつけて鑑賞することをオススメします。


シカゴ美術館周辺おすすめスポット

ミレニアルパーク


美術館から徒歩5分ほど。

緑の中を歩きながら、様々なアート作品が楽しめます。

こちらは、豆の形をした「クラウドゲート」。
こちらは、「クラウンファウンテン」。

タワーに人の顔が浮かび上がり、表情の変化を楽しめます。

野外シアターで音楽を聴いたり、ヨガイベントに参加するのも楽しみ方の一つです。

マグニフィセントマイル

美術館から徒歩15分ほどにある、シカゴのメインストリート。


おしゃれなショップや摩天楼を見ながら歩いているだけで楽しい場所です。

日本からの旅行先としては、そこまでメジャーではないかもしれませんが、美術館を始め、魅力的な場所がたくさんあるシカゴ。

ぜひ、次の旅行先の候補に入れてみてくださいね!

colorfulnote

アメリカ生活 本 旅 アート 英語 アメリカ中西部 駐在生活2年目(2016.9〜) 英語学習・ボランティアしながら 自分の道を模索中。 日々感じたことを丸ごと綴っています。

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