アメリカのESL(語学学校)②
昨年の10月から通い始めたESL。
授業では、こんな風に学んでいます。
【スピーキング】
・グループディスカッション
→毎回、授業の最初はグループディスカッションから始まります。
最初は思うように言葉が出ず、周りの勢いに圧倒されていましたが、慣れてくるとこれが一番楽しいです。
お題は、下記のようなものがありました。
Do you like to visit touristy places or "get off the beaten path"?
(観光地と穴場、どちらが好き?)
Who do you think should be allowed to vote?
(誰が投票権を持つべきか?)
などなど。
アメリカ大統領選の時には、教室内で疑似投票をしたところ、世論に近く、結果が見事に50:50で驚きました…!
・ロールプレイング
→医者と患者、先生と保護者、店員とお客さんなど、与えられた設定に応じて自分でセリフをつくり、ロールプレイングします。
【ライティング】
・リレー式作文
→先生が指定した書き出しに従い、自由に英作文を作ります。
一文書いたら隣の人に回して、自分のノートが手元に返ってくるまで続けます。
時間内に他のクラスメイトが書いた文章を読み、それに続く展開を考えて英作文を追加するために、頭はフル回転。
手元に返ってきた文章がどんなオチになっているのか読むのも楽しみです。
【リーディング】
・VOA learning English の記事を読む
→サイトの記事を読み、概要を要約し、クラスメイトに説明します。
VOA learning English、取り扱うニュースが幅広く、単語の解説も丁寧で、さらに音声も聴けるのでかなりオススメです。
・童話をデジタルライブラリーで読む
・先生がピックアップした文章を読む
→タイムリーなトピック(最近だと、ユナイテッド航空の事件など)や、行事(イースター、サンクスギビングなど)を選んできてくれるので、アメリカ人の関心やバックグラウンドを知るきっかけになっています。
【リスニング】
・テキストのリスニングを解く
→病院・学校・自動車に関してなど、生活で実際に使えるトピックが多いです。
先生の説明を聴くこと自体もよい練習になります。
【文法】
・間違い探し
→先生が黒板に書いた文章の中から間違いを探します。
文法にとどまらず、単語同士の組み合わせ(コロケーション)に関する問題も出してくれます。
半年間授業を受けてみて、一番いいなと思うのは、会話を練習する機会が多く得られることです。
他の国から来たクラスメイトは、文法間違いなど気にせずガンガン話すので(割り込むのも大変なくらいです)、私も思い切って発言しよう!と思える良い環境です。
会話を通じて、各国の文化やそれぞれの価値観に触れられるのも、ありがたく感じています。
リーディングや文法に関しては、正直に言うと1人で勉強している方が効率がいいかな?と思うこともありますが、それを差し引いても、得られるものは大きいです。
ESLで力をつけて、今年中にはネイティブに混ざってカレッジの授業を受けられたらいいなと思っています。
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