アートの楽しみ方③美術館のデザインに注目してみる
美術館は、建物自体のデザインも素晴らしいことが多いです。
例えば、東京の表参道にある根津美術館は、竹と玉砂利にはさまれた入口までの道が独特の雰囲気をつくりだしています。
香川県直島の地中美術館は、建物の大半が地中に埋め込まれているという不思議な造り。それでいて、自然光もバランスよく取り入れられています。
併設されているカフェの窓からは、一面瀬戸内の優しい海の風景を楽しむことができます。
兵庫県淡路島のアート山大石可久也美術館は、白い壁と石造りが印象的で、まるで知り合いの別荘に遊びに来たような気分にさせてくれます。
遊歩道やガーデンチェアが設けられていて、自然と思いっきり触れ合うことができます。
島根県立美術館は、宍道湖に寄り添っているようなアーチ型が特徴です。
外のオブジェと宍道湖の組み合わせは、いつまでも眺めていたくなります。
京都の大山崎山荘美術館では、もともと大正時代に別荘として使われていた本館のレトロなデザインと、「地中の宝石箱」と呼ばれている地中館の、コンクリートを基調としたモダンなデザインのコントラストを楽しむことができます。
などなど、挙げていくと色々ありますが、美術館は、絵画に加えて空間が作り出す雰囲気も楽しめる場所だと思います。
ぜひ、旅先やお気に入りの街で、心地よい美術館を見つけてみてくださいね。
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